A. 外陰部と呼ばれている一帯をデリケートゾーンと呼んでいます。脱毛でいうV,I,Oエリアのことです。
Q. なぜデリケートゾーンケアが必要なのですか?
A. デリケートゾーンは、皮膚と粘膜の中間で繊細な部分。 角質層が薄く、構造がほかの部位と違うため、摩擦や刺激に弱く出来ています。
また、腟の中は弱酸性に保たれて自浄作用と言ってバリア機能が働いています。これをサポートするためにもデリケートゾーンを清潔にする事、保湿する事が大切になります。経費吸収を腕の内側を「1倍」とした場合、「42倍」も吸収する敏感な場所なためケアが必要です。
Q. デリケートゾーン専用ソープを使った方がいいのはなぜですか?
A. 一般のボディーソープや、石鹸はアルカリ性で洗浄力が高いものが多く、それらでデリケートゾーンを洗ってしまうと、pH値が崩れ自浄作用の働きを弱めてしまう原因にもなります。
自浄作用の働きが低下すると、かゆみやにおいを引き起こすこともあります。
Q. デリケートゾーンのケアはいつから必要ですか?
A. 初潮を迎えた頃からのご使用をお勧めします。
フランスでは、娘の生理がはじまったら、母親がデリケートゾーンのケアについて教えます。
Q. においやかゆみの原因は何ですか?
A. 洗浄力の強い石鹸やボディーソープで皮脂膜など必要なものまで洗い流して乾燥を招くことからかゆみが起きたり、
蒸れることで菌が繁殖しやすく、またデリケートゾーンのみに出る「恥垢」という汚れがにおいの原因になると言われています。
Q. 黒ずむ原因は何ですか?
A. 下着との摩擦や、乾燥が主な原因と言われています。自分にあった下着を着用すること、保湿ケアをすることをお勧めいたします。
トイレットペーパーの拭き方が強い方は、優しく拭き取るとよいでしょう。
Q. 粘液力とは何ですか?
A. 粘液力とは免疫力のバロメーターです。私たちの身体の中に異物と判断されるものが侵入してきたときに粘液を出して、外へ出すように働きかけます。例えば、涙や鼻水。腟からの分泌液も同じです。
私たちの粘膜は常に潤っていて、粘液が充満していることが理想です。ストレスや加齢による、女性ホルモンの変化、出産がきっかけで腟粘液が乾燥することもあります。
A. はい。ご使用いただけます。生理中はナプキンとショーツで蒸れやすく、菌も繁殖しやすい状態です。
また経血は時間がたつとアルカリ性に傾きにおいの元になりやすくなるので、きちんとケアをして清潔な状態を目指しましょう。
Q. 妊娠中でも使用できますか?
A. アンティーム・インティメール全商品においてご使用いただけますが、妊娠中は体調変化に気を付けていただき、ご不安な場合は医師に相談の上ご使用をおすすめいたします。
妊娠中は、女性ホルモンの影響でおりものの量に変化が起きたり、お肌が黒ずみやすくなったりといった変化が現れることもございます。
ぜひ毎日のケアに取り入れ、気持ちよくお過ごしくださいませ。なお、オイルを使用した会陰マッサージにつきましては、妊娠32週目以降からをお勧めしております。
Q. どこまで洗ったらよいですか?
A. 腟の中まで洗うものではありません。外陰部と呼ばれる部分を洗いましょう。
ひだの部分には恥垢と呼ばれる汚れが溜まっていきます。匂いやかぶれ等を防ぐためにもしっかりと優しく洗っていただくことで清潔に保ちましょう。