意外と知らないデリケートゾーンを清潔で健康的に保つ方法

・お尻の正しい拭き方
肛門は腟の近くにあるため、お尻も丁寧に拭く必要があります。大切なことは、ゴシゴシと強く拭き取るのではなく、やさしく拭き取ることです。強い力を加えると、肛門まわりの皮膚を傷つけてしまうかもしれません。しかし、便が残ってしまうと、ニオイだけでなくムレやかゆみの原因になってしまいます。トイレットペーパーで優しく拭いた後、可能であればウォシュレットを活用し、水分を抑えるように最後にふき取りましょう。

普段見えない場所のため、どのような特徴があるのかを知らない人も多いのではないでしょうか。肛門まわりの特徴を知り、適切な方法で清潔に保ちましょう。

・毛が生えている
見えづらい場所のため、気付きにくいですが、お尻の穴のまわりには毛がたくさん生えています。排便の際に、それらの毛に便が付いてしまう場合があります。また、拭き取るときに使うトイレットペーパーが毛に絡んでしまい、トイレットペーパーのカスが残ってしまうかもしれません。VIOの脱毛の検討も対策の一つです。

・放射線状のシワ
お尻の穴を中心として、外へ広がるような形のシワがあります。つまり、肛門まわりはデコボコになっているということです。溝となる場所には、トイレットペーパーや便が溜まりやすい傾向にあります。そのため、表面だけでなく、シワの間も忘れずに洗うようにしましょう。

腟まわりを清潔で健康を保つためには、肛門まわりをきれいにするだけでは、不十分です。デリケートゾーン全体をきれいする必要があります。そのために、注意すべき点についてご紹介します。

・お湯だけでは汚れを落としきれない
「ボディーソープを使って、ゴシゴシと強めに洗う。」「デリケートなところだからと、石鹸などを使わずお湯だけで洗う。」以上のような洗い方は、腟まわりにとって避けるべき洗い方です。デリケートゾーンは敏感なため、手で洗うことは鉄則ですが、デリケートゾーン特有の汚れである恥垢（ちこう）はお湯だけでは汚れを落としきれない場合があります。

・ボディーソープは洗浄力が強すぎる場合も
顔や腕、足など体の大部分は、肌を守る役目を果たす角層というバリアがあります。しかし、腟まわりには角層がありません。そのため、体を洗うために作られている、ボディーソープや石鹸の洗浄力は、弱酸性のデリケートゾーンには刺激と感じてしまう方もいるようです。洗浄力の強いソープを使うことで、汚れだけでなくうるおいまでも、洗い流されてしまうかもしれません。そのため、腟まわりを洗う際は、デリケートゾーンにあったpHの洗浄剤を使うことをオススメします。頭はシャンプーで、体はボディーソープで洗うことと同じように、デリケートゾーンの特徴にあった洗浄剤を使用しましょう。

ハイジーンシートとは、デリケートゾーン用のウェットティッシュです。肛門まわりや腟まわりなど、拭き取り方に注意すべき点が多い場所の拭き取りにぴったりのシートです。携帯できるものが発売されている商品もあります。ハイジーンシートを活用することで、デリケートゾーンを清潔に保てるだけでなく、乾燥を防いでくれるでしょう。また、おりものが多いときに活用することで、かゆみやニオイなどの不快感を軽減できることも。 「アンティーム ハイジーンシート」 はデリケートゾーンを優しく洗浄するためのシートです。たくさんのご要望により、開発されました。外出中にムレやニオイが気になった時にさっと拭き取れ、使用後はトイレに流せるため、とても簡単に使用できます。デートの前や、生理、旅行の時、また断水や停電などの災害時の備えとして非常時のリュックに入れておくと安心です。

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今回は、腟まわりを清潔で健康的に保つための方法についてご紹介しました。デリケートゾーンは他の体の部分とは異なるケアが必要です。また、お尻は汚れが残ってしまいやすい部分です。正しい洗い方を知ることで、腟まわりを清潔に保ちましょう。