デリケートゾーンのケアは、清潔に保つためにまず「洗う」ことがとても大切です。
近年、デリケートゾーン用のウォッシュを習慣にされている方も多くなってきました。
しかし、ケアの基本は「洗う」ことだけではなく、「潤すこと」「保湿すること」がとても重要になることをご存じでしょうか。
今回のコラムでは、顔や髪をお手入れするように、デリケートゾーンも毎日しっかりステップケアをすることが大切な理由をお話します。
TOPIC 1
デリケートゾーンのケアは、清潔に「洗う」ことがとても重要になります。
一番身近に感じるお悩みとしては、ニオイ・かゆみ・ムレなどではないでしょうか?
恥垢(ちこう)と呼ばれる落ちにくい汚れや、汗や分泌物・排泄物などは専用のソープでないと汚れが落ちきらず、さらにお悩みが増してしまうことも。
さらに、腟まわりは粘膜でできているのでとても繊細。そこに洗浄力の強いボディソープや石けん使っては刺激が強すぎてしまいます。常在菌のバランスが乱れてしまったり、乾燥を進めてしまう原因にも。
デリケートゾーンは専用のソープをしっかり泡立てて、手で優しく丁寧に洗ってあげましょう。
TOPIC 2
お風呂から出ると、乾燥しないうちにお顔に化粧水やパック、ボディクリームなどの保湿ケアをされる方が圧倒的に多いですね。
しかし、まず最初のケアはデリケートゾーンの保湿をおすすめします。
なぜなら体の中で一番乾燥させてはならない場所にも関わらず、角質層が薄く、水分が蒸発しやすいのです。
近年、過度なダイエットやストレスなどライフスタイルの変化によって20~30代の女性でも増えている腟乾燥。免疫力が低下するだけでなく、パートナーとの性交時に濡れにくく痛みを感じてしまうお悩みも増えています。
1日の終わり、お風呂から上がって「今日もおつかれさま、わたしのからだ」と労わってあげましょう。
TOPIC 3
みなさんは、自分の腟まわり、見たことがありますか?
日本人の腟まわりは、元から少し茶色い傾向があります。近年、VIO脱毛をする方も増え、隠れていたデリケートゾーンの黒ずみに悩まれる方もたくさんいらっしゃいます。
黒ずみの原因は、生活習慣・ストレス・食生活・女性ホルモンの乱れによる色素沈着や、ショーツやタイトなボトムスの摩擦やこすれで生じるもの。
ステップ2の「潤す」を化粧水とすると、「保湿」はクリームで蓋をしてあげる役割があります。
毎日のケアを重ねることで、乾燥や黒ずみの対策に繋がります。
TOPIC 4
ご紹介した、毎日のケアに取り入れてほしい3つのステップケア。
さらにスペシャルケアとして、週に1,2回行うとハリと弾力が感じられる「オイルマッサージ」もご紹介します。
「腟まわりをマッサージをするの…?」と驚かれる方もいらっしゃるかもしれません。
オイルマッサージをすることで、血行を促したり保湿効果を得られると共に、乾燥してシワシワになってしまったデリケートゾーンにハリと弾力が生まれ、柔らかくなることも。加齢によって腟乾燥や腟萎縮しやすいデリケートゾーンには、スペシャルケアがおすすめです。
TOPIC 05
今回は、デリケートゾーンの毎日ケアとして3つのステップをご紹介しました。
毎日のケアが習慣になると、「今日乾燥してるかな?」「おりものの量が減ってる?」など自分自身の変化が感じ取れることも。
潤いのある腟まわりは、どの年代の女性にも大切なこと。
まずは1日1分、「洗う」「潤す」「保湿する」ケアをぜひ取り入れてみてください。
植物療法の第一人者・森田敦子が開発したデリケートゾーン&パーツケアブランド Intime Organique(アンティームオーガニック)公式オンラインショップ。
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