皆さんはご自分のデリケートゾーンを見たことがありますか？
デリケートゾーンは、外側に大陰唇、その内側に小陰唇があります。小陰唇は、外尿道口、膣口に覆いかぶさっており、これらを守る役割を果たしています。
こうした複雑な構造をしているデリケートゾーンは常にムレやすい状態にあります。では、さらにムレやすい原因をみてみましょう。

・汗腺が多く集まっている
実は、脇や背中と同様にデリケートゾーンもたくさん汗をかくことをご存知ですか？デリケートゾーンには汗腺が多く集まっているので、冬よりも梅雨や夏の時期にムレやすくなります。

・下着の通気性
デリケートゾーンは汗をかきやすいにもかかわらず、ほぼ一日中下着に覆われています。そのため、下着の通気性が悪いと非常にムレやすくなってしまいます。

・生理
デリケートゾーンのムレが一番気になるのは、やはり生理の時ですよね。 生理の時は、ナプキンを付けることによって通気性が悪くなることでムレが生じやすくなります。こまめにナプキンを取り替えられないと、さらにムレやニオイの原因に。

・アンダーヘア
ムレやすい原因は、アンダーヘアにもあります。 アンダーヘアに汗や尿、経血が付くことにより、デリケートゾーンの湿度が高くなり不快感が増します。アンダーヘアはデリケートゾーンの通気性を低めてしまうのです。

ムレを防ぐには、下腹部を締め付ける服装や下着を着用しないことも重要です。
特に生理前後などデリケートゾーンが敏感になるときは、小さい下着や、タイツやストッキングなど体を締め付けるアイテムの使用は控えるのがベスト。
そして生理中のムレ対策は、経血をそのままの状態にせず、ナプキンをこまめに交換する等できるだけ清潔な状態を保つことが大切です。
普段から、デリケートゾーンを締め付けない、ゆったりとリラックスできる格好を心がけましょう。

・通気性の良い下着を選ぶ
まずは通気性の良い下着を選ぶことが大切です。下着は締め付けが少なく、肌にやさしいオーガニックコットンやシルクの天然素材がおすすめです。

・生理中はフェムケアアイテムを利用する
ここ数年、日本でも注目を集めているフェムケアアイテム。中でもサニタリーアイテムは様々な商品が発売されていますね。日本ではナプキンの使用率が全体の約8割と言われているように、ナプキンを使用している方が圧倒的に多いです。
最近では通気性のよいナプキンが登場しているものの、ムレを解消するにはやはり限界があります。
フェムケアアイテムの中には、放湿性の高いオーガニックコットンのナプキンや、消臭・抗菌防臭機能のある吸水ショーツ、性膣内で血を受け止める月経カップや月経ディスクなどを利用して、生理中のムレを解消できることも。
あなたのライフスタイルや好みに合ったアイテムを取り入れてみてはいかがですか？

・清潔にする
デリケートゾーンの構造は複雑なので、ひだの間に経血やおりもの、汗が溜まりやすくなります。
入浴時はデリケートゾーン用のソープでしっかりと優しく汚れを洗い流すことが大切。
外出中にはこまめにデリケートゾーン用シートやミストで拭き取ることで、清潔に保つことができます。下着の摩擦や、拭き取りによる肌刺激を感じる際は、保湿を加えるとさらに良いでしょう。

・アンダーヘアを処理する
アンダーヘアを処理することにより、デリケートゾーンの通気性を高めることができます。アンダーヘアを無くすのが恥ずかしい方は、VIOのVの部分を残し、IとOの部分を処理するといいでしょう。

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顔やからだのように、デリケートゾーンも汗・皮脂の分泌は活発です。
生理やおりもの、ナプキンなどによるムレによって雑菌やニオイが増殖しやすいデリケートゾーン。デリケートゾーン用アイテムで、きちんと洗い保湿ケアをして不快感を予防しましょう。

キット内容
・アンティーム フェミニン ウォッシュ（洗う）
常在菌を保ちながら、恥垢（ちこう）を優しく洗いあげます。

・アンティーム ローズ ローション（潤す）
みずみずしいローションで腟まわりの乾燥や摩擦を、しっとり肌に導きます。

今回は、梅雨に気になるデリケートゾーンのムレの原因と対処法ついてご紹介しました。
デリケートゾーンをしっかりケアすることで大幅にムレを軽減し、快適に過ごしましょう。今回ご紹介した対処法で、より快適に梅雨シーズンを過ごしてくださいね！